こんにちは横浜市金沢区西柴にある「カイロプラクティックわかな」院長の池田わかなです。
週末は神奈川県の先生達と勉強会でした。技術はもちろん患者様にお伝えする大事なこともたくさん学んできました。
身体にとっては栄養や運動が大事。
ふだん摂れていない栄養をどう摂ったら良いのか。なぜ運動が必要なのか勉強してきました。
「あなたの身体は築何年ですか?」
そう言われてしばらく「きょとん」としている私達に「そう言われるとわかりやすくないですか?」とお話してくださった先生がいました。
「みなさんは生まれて何年目?お家に例えたら築何年?27歳は若く感じるけど築27年は新築ではないよね?」
思わず「はっ」としてしまう言葉でした。
30代前半まではなんとか身体がもちますが30代後半から身体が回復していかなくなってしまいます。若いうちは無理がきくけど最近は年のせいか無理がきかなくなってきたと言葉にし始めるのは30代後半から。
「年のせい」と思って「しょうがないけどガタがきちゃったな・・・・」と感じ始めます。
身体はよく「家」に例えられます。家も身体も土台がきちんとしていなければ崩れてしまいます。
しっかりとした土台(骨盤)と背骨と言う大黒柱。
少しでも傾いていたら住みにくいですよね?
でも、まさかみなさんは家の様に身体が壊れるとは思っていないでしょう?
それでも家の柱がスカスカになってしまったり錆びてボロボロになってしまうように、骨もスカスカになったりお薬の飲みすぎで変色したりボロボロになってしまうんです。
壁だってお手入れやお掃除をしても年を重ねるとボロボロになってしまうように、私たちの筋肉は脆くなってしまいます。
「骨や筋肉、関節や細胞に充分な栄養が必要な理由」
私達の身体は加齢や栄養不足、脱水症状などにより全身の機能不全を起こします。
身体に必要な栄養が入らないのに身体を動かそうとしているので身体の組織は損傷していきます。
無理なダイエットをして食べないのに運動をしていると身体を作る栄養が入っていないので消耗が激しくなってしまうのはこのためです。
どんどん痩せるから。
そう思ってダイエットを続けると血管は脆くなり簡単なことで血管が切れたり内出血したり。
筋肉も脆くなってしまうので身体を支えることができなくなってしまったり。
内臓機能が上手に働く力がないために便秘をしたり緩くなりすぎたり。
もちろん脳も萎縮していきます。
身体には十分な栄養が入らなければ身体を作ることができません。
激しいダイエットをすると脳が栄養不足で萎縮してしまう。血管も脆くなってしまって切れやすくなってしまう。
若年性脳血管障害や脳梗塞が増えてしまうのも当然なんです。
お腹が満たされれば栄養不足ではないと勘違いをしてしまうのもありがちな間違いです。
日本人は特にお米をたくさん食べる主食文化です。糖質と脂質ばかりが偏ってしまうのであきらかな栄養不足。身体をきちんと作ることができない生活をしています。
糖尿病などで食事制限されている方などはお医者様の指導のもと管理された栄養に苦労していますが身体を作るための「本当に必要な栄養」が摂りきれないお食事でコントロールしていくので大変な病気になってしまったんでなと感じます。
私達の身体は食べた物で作られています。
十分な栄養が入らない身体では加齢とともに血管や筋肉が脆くなってしまうのも当然です。
「脆くなった骨や関節・筋肉で支えられない身体になるから」
年齢と共に脆くなってしまった骨や筋肉。大事な身体を支えることができなくなっていきます。
身体の代謝も悪くなり疲れやすくなったり「ガタがきたな・・・」と感じます。
お食事では摂りきれない栄養がたくさんあるために身体が追い付かなくなってきます。
筋肉が脆くなってしまうことで姿勢もどんどんと悪くなってしまうため腰が曲がってしまったり背中が丸くなってしまったり。
身体がしんどく感じるようになってしまいます。
栄養もきちんと入れてあげるのはもちろんですが、ただ入れるだけでなくしっかり運動をして身体に供給できるようにしてあげることも大事です。
栄養が入った身体は筋肉がポンプの様に収縮されて血液をしっかりと流してあげることで栄養が運ばれていきます。摂りいれた栄養をきちんと身体に供給されるように簡単でも良いので筋肉を動かしてあげましょう。
十分な栄養が入ってきちんと身体に供給されていくと本当に身体が変わっていきます。
肩こりや腰痛がひどい時は筋肉も脆くなっています。この脆くなった筋肉がしっかりと回復していくには十分な栄養をいれてあげることで元気で健康の筋肉になっていきますよ。
常に筋肉が委縮している引っ張られている。筋肉にとっても負担がかかってしまっているので施術院では筋肉にも早く回復できるように栄養を入れていきます。
「先生動けなくなっちゃったの!」
まだ施術をしていない知り合ったばかりの新患さん。
電話がかかってきました。
姿勢が悪く柔らかいお布団に寝ている方でした。
身体が動かなくて家のこともできないほどの身体でした。
姿勢のお写真を撮ると身体は傾き、前につんのめっている姿勢。
どうやってこの身体を支えているんですか?と聞きたくなるほどの姿勢でした。
腰は痛いし足もビリビリしている。身体は重だるくつらい。動けないから家の中も自分が生活しやすいようにしてありました。内臓機能の低下、体温調整も出来ず身体が上手に機能できなくなっている状態。
長年かけて歪ませてしまった身体は筋肉のバランスも失って痛みが全身に広がっている。病気もたくさん持っている方でした。
身体が歪んでしまうと若いうちは筋肉が支えてくれているからなんとかごまかしが効くけどそのうち支えきれなくなってしまいます。
この方とは充分お話をお聞きしてご提案もたくさんさせていただきました。
たくさんのお薬。
たくさんの手術。
「身体」って本当に大事なんだと思います。
実は身体を家に例えることはできますが、実際にはボロくなってしまった家を引越しするようにあなたは「身体」を交換するわけにはいきません。
あなたのその身体は「物」ではないんです。
家や車の様に壊れたら買い替えると言うことができない唯一の大事な身体です。だから一生かけてきちんとケアしてあげることが大事なんですよ。
誰でも動けなくなってしまってから後悔したくありませんよね?
大事な身体をいつまでも元気に動かせるようにきちんと健康にしていきましょう。
施術院でご相談ください。
肩こり腰痛身体の歪みを学ぶカイロプラクティック1日セミナーも受けつけ開始しております。
あなたの身体のこと一緒に学んでみませんか?
骨の歪みを整えて笑顔と健康を
カイロプラクティックわかな
横浜市金沢区西柴2-10-5
TEL 080-5656-1484