勉強会で側弯と肩甲骨剥離のテクニックを学びました

無理のない自然な方法で。

こんにちは横浜市金沢区西柴にある「カイロプラクティックわかな」院長の池田わかなです。

先日は海老名で勉強会がありました。カイロプラクターは常にテクニックの勉強会をしています。

大事な皆様の身体を安全なテクニックで施術して健康な身体にしていくために毎月欠かさず勉強会があります。

「どうしたの?先生、側弯になってるよ」

カイロプラクターの勉強会では施術を受ける側と施術をする側にわかれて実際に指導を受けながら施術テクニックを学びます。この日は神奈川県の幹部支部長の勉強会が海老名で行われました。

毎回幹部支部長がテーマを決めて施術する部位に関しての勉強会を開いてくださいます。

また実際にこんな方がいらっしゃった時はどのような施術をしてあげることができるか先生が相談すればそれに関してのテクニックも教えてくださいます。

 

技術の勉強の際に「最近背中が痛くてと」言う先生。

「どうしたの?これ、ひどい側弯になっているよ」と他の先生に言われていました。

 

カイロプラクターの勉強をされている方は施術院を持っている先生だけでなくご自身の健康やご家族の身体のために学ぶ方もたくさんいらっしゃいます。

少しご高齢で品の良い先生。でも姿勢が悪くなっていました。

 

「姿勢矯正板に寝ているんだけど最近急に背中が痛くて・・・」と。

 

側弯がひどくなっているとのことで急遽検査になりました。

 

小学校の側弯症の検査と同じ様に目をつむって両手を合わせて前屈します。

右の背中がこんもりと高くなってしまっていました。可動域の検査も明らかに制限が見られてこれはつらいだろうと言うことで先生がモデルになり側弯の技術を教えてくれました。

 

側弯は心臓をよけるように背骨が歪みます。その歪みにあわせて腰の骨もバランスをとってS字に歪んでいます。原因は何か聞きませんでしたが生活のどこかで歪ませてしまったようです。

 

側弯になってしまうと整形外科では背骨をボルトなどで固定してしまいますがカイロプラクティックでは無理のない力で背骨をゆるやかに調整していきます。そして姿勢矯正板を使って夜寝る時に毎日身体の歪みを整え続けてもらいます。

姿勢矯正板はきちんと身体の歪みを整えてくれるので自然に身体の歪みが整っていきます。

整形外科で手術をするよりも安全なので施術院に通う多くの方がご利用していますが私達も毎日眠りながら姿勢矯正しています。

 

特にお子様の側弯は成長が止まるまで様子を見ましょうと言われがちですが何年もかかって歪みがひどくなってしまってからボルトなどで固定されてしまうので身体への負担が増大です。

 

先日も腰にボルトを入れた方とお話をしました。

 

「先生一年前に腰が痛くて動けなくなって腰にボルトを入れる手術をしたんです。それからまだ痛くて一年ずっとお家から出られなくて。」

 

そうお話をしてくださいました。

 

腰にボルトを入れてしまった方と何度かお話をしたことがありますがボルトを入れても痛みがとれなくてとお話する方が多くなぜ腰が痛んだのかお話すると「そうですよね」とがっかりしてしまいます。

 

骨盤の歪みからくるものならば骨盤の歪みを調整すれば痛みは軽くなります。

でもボルトを入れたからと言っても骨盤の調整をしたわけではありません。腰の骨は凝り固まった筋肉に引っ張られ、更に歪もうとしてしまいます。硬く張ってしまった筋肉は骨をズラしてしまうほどなので痛みはまたぶりかえします。

 

先日の勉強会で腰にボルトが入っている人にはどんな施術をしたら良いですかと聞くと「骨盤しっかりやってあげて、腰は絶対にいじっちゃだめだよ」と教えてくださいました。「あとは姿勢矯正板に寝てもらうのが一番」無理な力を加えずに姿勢矯正する方が安全です。

 

「もっと早く先生に出逢ってたら良かったな」と言われることもたびたびあります。

「もっと身体のこと知ってたら手術しないですむ方法を選んだのにな」と言われることもたびたびあります。

 

側弯がひどくなってしまった先生も調整してもらったら背中の痛みも楽になったようでした。

 

「肩がいつもと違う~!」

最近はやり出した肩甲骨剥離。体操教室などでも教わることがあるかと思います。

肩甲骨も左右差があり私の場合は左の肩甲骨が指が入らないほどになっていました。

背中も重いし腕もあげずらいので可動域の制限もありました。

 

肩甲骨に指が入るぐらい柔らかいと背中も肩もとっても楽になりますが施術に通う方も肩甲骨に指が入らない方がたくさんいらっしゃいます。

 

しっかりと肩甲骨を剥がせるようにちょっとしたテクニックを教えてもらいました。

気持ちよいほど肩甲骨を剥離してあげることができると肩も「何これ?別の人の肩かと思ったー!」と言うほど。背中が丸くなってしまってちっとも肩甲骨を剥離できないほどですがちょっとしたコツを教えてもらったら「す・・・」っと指が入るようになって驚きでした。

 

無理に施術をするのではなく安心に安全な施術をするためにも大事です。

肩甲骨剥離をした後は肩関節の可動域も改善がみられて本当に楽になりました。

身体って本当に不思議なので無理な力を加えなくても痛みや重だるさは良くなっていくんですよ。

 

カイロプラクターの勉強会はいつも「すごーい。おもしろーい。」と歓声が上がるような勉強会。

毎回現場で使えるテクニックを学びます。

「春は健康診断の時期」

小学生のお子様をお持ちの方は最近ではまた側弯症の検査も健康診断でするようになったので側弯症の疑いがあるので整形外科へ行ってレントゲンを撮って来てくださいねと言われて心配になる方もいらっしゃるかと思いますがなるべく早く施術院でご相談ください。

子供のうちの方が姿勢矯正もしやすいのでご心配なことをそのままにしないでご相談ください。

 

施術院でも春の健康診断はどうでしたか?とお聞きすることが多くなりました。

しばらく施術をお休みしている方もそろそろ身体の歪みチェックしてもらわなくちゃと久しぶりに施術院に来てくださる方もたくさんいらっしゃいます。

 

ご自身の身体の歪みやご家族の身体の歪みをぜひこの時期にきちんとケアしてあげてくださいね。

 

 

 

骨の歪みを整えて笑顔と健康を

カイロプラクティックわかな

横浜市金沢区西柴2-10-5

080-5656-1484

 

2018年5月29日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : chiro- wakana