こんにちは横浜市金沢区西柴にある「カイロプラクティックわかな」院長の池田わかなです。
寒くなると身体の不調を訴える方が増えます。免疫力も低下してしまうので感染症も気になるのは当然ですが実は脳梗塞や心筋梗塞、動脈瘤にも注意が必要です。
「年々若年化している血管が切れることで起こる重大な病気。」
脳梗塞や脳出血は高齢者に起こりやすいと言う認識が強くありますが若いから大丈夫と言うわけでもありません。血管がもろく切れやすい状態は30代後半から見られ始めます。
施術院に来られる方の多くは肩こりや腰痛、背中の痛みや首の痛みがつらく施術に通う方が多いのですがほとんどの方に血圧はどうですか?とご質問すると「すこし高いけど大丈夫」とおっしゃいます。
肩こりや背中の痛みがある方は血圧が徐々に高くなってしまいます。
筋肉の張りが強く全身ががちがちになってしまっているので血管や筋肉の収縮が悪く身体に酸素や栄養を運ぶことができなくなっていきます。血管がもろくなっていくので「なんでこんなところに内出血ができてるんだろう?」と思うことや貧血やめまいがおこりやすくなってしまいます。
「血圧がすこし高いけど大丈夫」と言うことはありえません。血圧は徐々にあがり血管がもろくなってしまいます。自覚症状がないから「大丈夫」と言われますが血管が切れてしまうと脳梗塞や心筋梗塞、動脈瘤破裂をおこしてしまいます。
実は施術院に通う方にも「気をつけてね」とお話してきましたが「大丈夫」と笑って帰って行った方が入院されたと連絡が入ったばかりです。
「先生、背中痛いって言ってね、動脈瘤がどうも切れて血がにじんでたみたいで大変なことになるって急に手術になったんです」
施術に通っていたのですが「血圧も高いからきちんとケアしないとダメですよ」とお話していました。
2週間前に施術に来た時に背中の痛みも気になるし血圧も高いので、奥様が施術院でお出ししているナノカルを飲んでらしたのでちゃんともらって飲みましょうと何度もお伝えしました。そして2月の初旬に健康診断があると言うのでしっかり受けてきてくださいねと言ったばかりでした。
ほとんどの方が「大丈夫、血圧も最近気にならないから」と言っていますが血管がもろくいきなり切れることもありますから過信しないことも大事です。
若いから大丈夫と言うのも一つの過信です。
頭が痛い、肩こりや腰痛がある。
筋肉の張りがひどい状態のひとつは身体に「栄養が足りていない状態」。
自覚症状がないのではなく自覚症状があっても気がつかないだけのことなんです。
血圧が高いならば丈夫な血管にしてあげること。綺麗な血液にしてあげること。筋肉の収縮を助けてあげるようにしてあげること。これらのことが重要になってきます。
「背中の痛みが教えてくれる」
背中の痛みはたくさんの情報を教えてくれる信号です。
背中が痛くなったらあまり過信しないで病院受診も視野に入れて健康診断があるならきちんと調べてもらってくださいとお伝えしています。
病院に行って検査しても何も異常が見られなければ骨格の歪みからくる痛みや重だるさなので安心して施術を受けることもできますし大きな病気に対する予防をしていくことができます。
背中の痛みは身体のいろんな状態を教えてくれます。
膀胱炎などになりそうな時は腎臓に近い背中が痛く感じたり、肝臓の機能が悪い時は肝臓に近い背中が痛くなります。動脈瘤でも背部が痛くなったり胸部が痛くなります。心臓でも背中が痛くなることもあります。
痛いなと感じるようで施術しても痛みがそれほど良くならない時は病院で一度検査をおすすめしています。
骨盤の歪みや背骨の歪みがひどいと筋肉の張りが硬くなりすぎて痛みを感じなくなってしまいます。歪みがとれてくると神経伝達の改善がみられ「痛み」がわかるようになります。
身体は故障している個所を「痛み」と言う信号を送って教えてくれているわけですから重だるく疲れがとれない、眠れない、しんどい、そんな「痛みのわからない身体」から、身体の故障個所の信号をキャッチできる「痛みのわかる身体」に変わっていきます。故障している個所がわかるように痛みを感じる身体にまずは戻してあげましょう。
「丈夫な血管にしてあげる」
血圧が高いと血管ももろく切れやすくなります。どこの血管が切れてもおかしくない状態でいることは身体に大きな負担が生じます。
施術院では血管を強くするために必要な栄養をいれていきます。いつ血管が切れてもおかしくないほど脆くなってしまった身体を施術だけしてしまうと身体の組織が損傷してしまいます。血管は身体中に張り巡らされているので、まずは丈夫な血管や筋肉に作りかえていく必要もあります。
脆い筋肉や血管では施術において強い好転反応が出てしまうこともあります。
そのために施術補助として身体に必要な栄養が入ります。
通常身体を壊して施術に通う方は壊した理由がいくつかあります。
壊れてしまった身体を修復するためには様々な「栄養」が必要です。
「血管」が関係して起こる病気はたくさんあります。
高齢になって血管が脆くなったから起きているだけではなく若年化している現実もあります。
血管が年齢と共に硬くなってしまったからと言うだけではありません。
血管の組織を作るための栄養が充分摂れていないことも重大な問題です。
血管が切れるのは一瞬です。
いつどのような負担がかかり血管が切れてしまうのかは予測は尽きません。血圧が少し高くなってきたな、なんだかおかしいな、と感じている時にこそ見直していきましょう。
「この時期こそ血管を大事にしてあげる」
寒さが厳しくなると血管の収縮に問題が見られるようになります。また汗をかかないので水分を充分に摂らなくなってしまいます。筋肉も硬く張ってしまうのでいつもに増して肩こり腰痛がつらく感じるようになります。
脳梗塞や心筋梗塞が起きやすくなってしまうのもこの時期です。
昨日までなんでもなかったはずがありません。
なんとなく急に肩こりがひどくなったな。なんだか背中が痛いな。頭がぼーっとするな。手がしびれるな。ちょっとした身体からの信号が出ているはずです。
ご家族が脳梗塞脳卒中、脳出血や心筋梗塞、動脈瘤破裂などを経験したことがある方はご存じのように寒いこの時期の明け方に発作を起こしやすくなります。
脆くなった血管をお薬で丈夫にしてあげることはできません。お薬は栄養ではないので「細胞」を元気に作ると言うことは決してできません。元気な細胞が生まれて組織を作るまでに時間がかかります。今日身体に栄養を入れたからと言って明日丈夫な血管になると言うこともあり得ません。
それでも身体に栄養を入れることで筋肉の収縮を助けてもらうことができます。
簡単ではないから今からしっかり続けることで将来の自分の身体を作ってあげる必要があります。
誰でもそうですが倒れてから始めて後悔します。「大変なことになりますよ」と言われたとしても実際には皆さん自覚がありません。
自分だけは大丈夫。
血圧が少し高いくらいなだけでいつものことだから
背中が痛いけど動き出したら痛みも軽くなるから
なんか疲れがとれないけど仕事が忙しいから
やらなきゃいけないことたくさんあるから自分の身体は後回しにしなくちゃ
実際に倒れてしまった時に「なんでもっと自分の身体をいたわってあげなかったんだろう」と、初めて後悔しています。
現実には先の見えないベッドの上での生活や後遺症を抱える生活。
人は「倒れてしまってはじめて理解する」生き物です。
でも「倒れてしまったら」意味がありません。
せっかく身体が教えてくれている信号を早めにきちんとキャッチして健康な身体にしていきましょう。
血管を丈夫にしてあげることはうれしいことがたくさんあります。
施術院では血管や骨を丈夫にするために、骨の強化や筋肉の収縮を助けるために、また綺麗な血液を作れる骨にしていくための「栄養」をおすすめしています。
身体の中にはたくさんの血管がはりめぐらされています。身体中にはりめぐらされた血管を元気にしてあげることから身体を健康にしていけます。
背中の痛みは内臓機能の故障や身体の壊れた個所を教えてくれます。血圧が高い時は血管が脆くなってきています。
あなたの身体はあなたに充分わかるように信号を出しています。まだ大丈夫と思う身体が動くうちにきちんと身体なおしを始めましょう。
背中が痛いと言って緊急手術された方、ほっとくと大変なことになると病院で対応が早かったので大事には至らなかったそうです。しばらくはお仕事はお休みするそうですが早く退院して元気な顔を施術院に見せに来てくれるとうれしいなと思います。
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