まき肩とねこ背を整えたら「あ~すごく呼吸が楽になった・・・私ちゃんと呼吸できてなかったね。最近息をすると少しひゅーひゅーしてたの」と気持ちよさそうに深呼吸。
女性や子供に多いまき肩。実は呼吸がしずらくなります。今回は意外と知られていない「まき肩とねこ背」についてのお話です。
こんにちは横浜市金沢区にある「カイロプラクティックわかな」院長の池田わかなです。
「まき肩」と言うと皆さん「まき肩って何?」と言うほどですが肩が内側にまいてきてしまうことです。ちょっと肩幅がせまいかな?と言う方は鏡で両肩をチェックしてみてください。肩が内側に入っていませんか?また仰向けで寝た時両肩がぐっと上がっていませんか?仰向けで寝るのが苦しいと感じたり横向きで寝るのがしっくりするなどの方は肩が巻いてしまっているかもしれません。
「まき肩の人はねこ背になりやすい」
肩がまいてしまうと背中が苦しいのでだんだんと背中を丸めて楽な姿勢を保とうとします。
背筋を伸ばして肩を内側にぐっと入れてみてください。肩、背中と鎖骨が痛く感じるでしょう。背中をまるめてしまうとこの痛みが少し楽に感じます。
仕事柄まき肩になりやすいデスクワークの多い方やパソコンの作業をされる方は姿勢に注意してくださいね。楽な姿勢をとろうとして背中が丸くなってしまうとねこ背になってしまいますよ。
ねこ背の方は胸椎つまり背骨がずれてしまっているので矯正が必要です。姿勢を良くしたいと思っても骨がずれてしまっていたら背中を綺麗に保つことがとても難しく短時間しか良い姿勢を保てません。そしてまき肩の方は肩をしっかりと開いてゆきます。
ご自身でまき肩を調整するには運動枕やボディコントロールバンドで肩をしっかりと開きます。
「本人が気が付かない苦しさ」
まき肩やねこ背の人は仰向けで眠れません。背中がまがっているなどの問題があると仰向けで眠ることが窮屈なので楽な姿勢で眠ろうとして横向きに眠ってしまいます。骨盤や腰の骨が歪んでも仰向けで眠りづらいので横向きに眠ります。
仰向きで眠れないと筋肉の緊張が激しく眠っていても常に緊張している状態浅い眠りでいつまでも疲れがとれない、眠っても眠っても眠たい、起きた時に寝疲れがするなどから自律神経の乱れもひどくなりだんだんと筋肉の緊張がひどくなり眠れなくなってしまいます。
肩がまいている、ねこ背であると言う人は肺や心臓が圧迫されるので呼吸が浅く脳や全身に酸素と血液がまわりません。当然ながら自律神経は乱れてしまいます。
頭がぼーっとしてしまうなど感じていませんか?
実は気道も圧迫されて呼吸がしづらくなってしまいます。
眠っている時のこの身体の状態がまき肩ねこ背の方には起きている時もおこってしまっています。
酸素や血液が脳や身体に充分に届かない。自律神経が乱れてしまっていると言うのは「なんとなく重だるい」などの感じでしか感じないため対処が遅くなります。
強烈な痛みがある、熱が出たなどの「病気」と思える症状がないと人は自分の身体を何とかしようと考えません。ですが酸素や血液が充分にまわらない、自律神経が乱れてしまうなどは身体の機能を充分に動かせなくなることにつながるので大きな病気につながりやすいんです。
「<身体の悪さ>は、姿勢が良くなるとはじめて実感できる」
困ったことにこの「重だるい感じ」は普段の身体の調子だと思い込んでしまっている方がほとんどです。なんとなく疲れるんだよね・・・とか、う~ん・・・ちょっと重だるいかな?と言う感じ。
ですがカイロプラクターは姿勢をみてどんなことがあなたの身体におきているのか的確に判断していきます。
「呼吸が苦しいと感じませんか?」と聞いてみても「う~ん・・・そういえばそうかな~・・・」と言う方もきちんとケアされると「あー、しっかり呼吸ができてる」と実感されます。
これは苦しい呼吸が当たり前になってしまっているから。
でも呼吸が改善すると楽に深く呼吸ができるので、はじめて「苦しい呼吸をしていたんだ」と実感できます。
まき肩がひどかった方に施術が終わってからお支払いまでの間冷たいお茶をお出しするのですがその10分程度のお時間に体操セットのボディコントロールバンドをしっかりと肩が開くようにまいていただきました。
「あー!違う!先生の言いたいことがわかった。すごくこれ気持ち良い~。施術しても呼吸が楽になったってすごく感じたけど背中がすごく楽!それになんて言っていいのかわかんないけど全然今までだめだったってわかった!」
酸素がちんと取り込める。酸素や血液がきちんとまわる。自律神経がきちんと流れる。それだけのことで身体はとても変わります。
いままできちんと呼吸ができなかった人は頭がはっきりしてきたとか気分がすっきりしてきたと感じます。身体のバランスも改善するのでとっても楽に感じるでしょう。肩をしっかりと開くと胸もしっかり開くので呼吸がとっても楽になります。
まき肩になるといずれ肩の内側が痛くなります。四十肩、五十肩の痛みもでてきますから自分でケアするときはボディコントロールバンドがおすすめです。
「子供にも多いまき肩ねこ背」
小学生低学年からまき肩ねこ背は見られます。
子供の身体はまだやわらかく矯正もしやすいのでしっかりと身体の様子を見ながら姿勢矯正をしていきます。
最近の話題で子供たちが遊具が使えないので学校の雲梯(うんてい)などが撤去されだしたと聞きました。
外遊びができない。運動能力が低下している。と話題になっていましたが子供のまき肩やねこ背も原因かな?と思います。
まき肩やねこ背であると腕をしっかりと上にあげることができません。雲梯や鉄棒などの動作には可動域に制限がかかってしまいますし運動できなければ筋肉がつくれません。当然逆上がりなどはできなくて当たり前のようなもの。「うちの子供は、ぼーっとしてて運動がまるっきりダメで・・・」と感じるようでしたら姿勢もチェックしてみてください。あなたのお子さんを姿勢が悪いだけで運動能力がダメだと決めつけてしまうのはかわいそうだと思いませんか?
姿勢が悪いという事は見た目が悪いだけでなく身体の見えにくい機能が低下していることにもつながります。姿勢が悪いんだよね、と感じているなら早めのケアをおすすめいたします。
さてお会計をすませる間にボディコントロールバンドをしていた彼女はずした瞬間の第一声は・・・・「うわー!」でした。実際に体験してみると「うわー」の意味があなたにも理解できますよ。
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9月25日日曜日10時13時
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10月15日土曜日小田原支部
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10月16日日曜日小田原支部
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