なぜ背骨は歪むの?

「歪みのない人なんかいないよ。人は絶対左右違うよ」と言う言葉を時々聞きませんか?え?あなた骨の長さが生まれつき違うの?と聞くことは決してありませんが実際には骨盤の歪みがあると検査の際にうつぶせになると両足のかかとの位置に差が見られます。カイロプラクターは「右足が2センチ短いですよ」など本人にわかるようにかかとを合わせます。実際に片方の足が短いのではなくて骨盤がずれている為にかかとの位置が合わなくなっています。腰が痛い、膝が痛いなどの痛みがある人もいれば自覚していない人もいます。

想像してくださいもしあなたが2センチかかとの高い靴を片方だけ履いて一日を過ごしてほしいと言われたらどうしますか?きっと「えーいやだよ・・・腰が痛くなりそうだもん」と言うに違いありません。2センチは想像以上に大きい差があります。毎日2センチの差がある足で歩いたりお仕事したり想像できるでしょうか?でもこの歪みは実は日常的に起こりやすい歪みです。利き腕利き足があるように人には様々な癖がありいつも同じ方向からベッドに入る、いつも同じ方向からリビングの椅子に座るなどの動作によっても少しずつ歪んでしまいます。そのために骨盤が歪むと歪んだ骨盤に合わせて生活をします。足を組んで座ったり女性に多い横座りをしたくなってしまいます。これはすでに骨盤が歪んでいる目安として皆さんに教えています。「足を組みたくなったら骨盤がずれてきた証拠ですよ。骨盤を整える体操をしてくださいね」たったこの一言がどれほど大事かおわかりですか?ひどくなってしまう前にご自身でも歪みを理解して整える習慣を覚えてもらうことで大きく歪んでしまうことを防ぎます。施術だけ頼るのだけでは次にきた時には歪みが戻ってしまっていたり、日常と違うことがあるとさらにひどく歪ませてしまって施術にいらっしゃるので少しでも整えた身体をキープしてもらうためにもおすすめです。腰が痛い時なども骨盤を整えると痛みが楽になりますので痛み止めのお薬に頼る方も少なくなりました。「歪みのない人なんていないよ」確かに人の身体は生活の中で日々歪むのでそのとうりかもしれませんがあなたは身体が歪んだまま生活したいですか?長年歪んだ身体は脳が記憶してしまうので歪みを整えても脳が「これ違う」と認識して一生懸命もとの歪んだ身体に戻ろうとします。その記憶をすり替えるためにもなるべく多くの時間をかけて整った身体をキープします。歪み対策はとても必要ですよ。

2016年4月1日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : chiro- wakana