お薬大好きですか?

%e8%96%ac簡単に痛みを抑える薬。安くて手軽だからと飲み続ける人達。

横浜市金沢区西柴にある「カイロプラクティックわかな」院長池田わかなです。

カイロプラクティックでは4つのアプローチで骨の歪みを整えてしっかりと自律神経が流れるような身体を作ります。4つのアプローチとは「施術」「栄養」「体操」「睡眠」です。

今回は「お薬」に何故頼らないのか?と言うお話です。

「安くて簡単に手に入る薬」

皆さんは何かあった時に病院を受診してお薬をもらうか薬屋さんでお薬を購入していませんか?施術院にもたくさんのお薬を飲んでいる方が通っています。

カイロプラクティックではお薬をすすめていません。私たちカイロプラクターはお医者さんではありませんから痛みに対して診断名を伝えたり、お薬の処方もできません。もちろん何かあれば検査のためにお医者さんの受診もおすすめいたします。

病院に行けばたくさんのお薬の処方がされます。

保険がきくのでお医者さんにかかれば手ごろな金額でお薬も手に入ります。お医者さんに行くほどではなくても薬屋さんに行けば各種さまざまなお薬を買うことができます。

便利な世の中になりました。24時間お薬が手に入るのでちょっと調子が悪いなと思えば手軽に飲むことができます。

数年前まで私はこの手軽にお薬を購入できると言う事に甘えていました。腰が痛ければ痛み止めのお薬を飲み、風邪ぎみかな?と思えば風邪薬を飲んでいました。忙しいので病院に行く暇もなく、市販のお薬を常に鞄にしのばせていました。

「ちょっとおかしいな?」と、思えば通勤中の車の中で薬を飲んでいたのは「ひどくなると困るから・・・」。お仕事休めないし・・・ひどくなってつらい思いしたくないから早めにお薬を飲めば何とかなると信じていました。

 「だんだんとひどくなる痛み」

頭痛で悩んでいる時は、時々ずきずきと痛むこめかみの痛みや首の痛みは頭痛薬を飲んでしまうとしばらくは落ち着きます。お薬がきれてしばらくするとずきずきと痛みます。病院に言って頭部検査をしても問題はなく「痛み止めのお薬」が処方されました。

腰の痛みや坐骨神経痛の痛みでお薬を飲んでいる方もお薬がきれる頃には痛みがもどってしまうので手放せないとボルタレンの座薬を常時使用している方も見られます。

痛み止めのお薬を飲んでいる方はずっと飲み続けることで「良くなった」と本当に感じたことがあるのでしょうか?

「また痛い」の繰り返しではありませんか?

「痛み止めを飲まなくなった理由」

実はお薬の副作用がこわいだけが理由ではありません。

27歳の時に椎間板ヘルニアの手術をしました。以前の仕事で腰が痛く病院に通うと湿布と痛み止めの薬のロキソニンと胃薬をもらいました。

飲めば痛みはおさまります。

痛くないので仕事は元気にできました。

いつもと同じように働くことができるので痛み止めの薬を時々飲んでいました。

しばらく痛かったり痛みがおさまったりの繰り返しでしたがだんだんと痛みの感覚が狭くなり受診する回数が増えました。数か月ほどかけて私は痛みをごまかし続けることで仕事をしていましたが痛み止めのお薬を毎日三回飲まなくてはならなくなりました。

私はお薬を飲んで「痛くない」と言う状況に甘えて腰をこわし続けていたんです。

そして、お医者さんに「椎間板ヘルニアかもしれない」と言われて検査を受けレントゲンを撮ることになり椎間板が少し神経を圧迫していることがわかりました。そしてその場で主治医の先生がすぐに一か月後に大きな病院で検査ができるように予約をしてくれました。入院になるかもしれないから・・・・と言われて。

数日後、検査の日に間に合わず私は割れるような頭の痛みと吐き気そして下半身の激痛からシビレで立てなくなりそのまま入院手術を受けました。左足は全く感覚がなく身体を支えて立つことができず、まるで柔らかなぬいぐるみの足のようにプラプラとしていました。

「お薬を飲むのがこわい本当の理由」

お薬には合成添加物が多く使われているから怖い。

 お薬には副作用があるから怖い。

 お薬には依存性があるから怖い。

それは怖い理由のひとつですが私が施術院でお話しているのは

「お薬を飲むと治ったと勘違いしていつもと同じ仕事を続けてしまうのが本当に怖い理由のひとつ」とお話しています。

「痛み」は、スパっと切れたなどでなければ筋肉の痛みか関節の痛みです。何らかの原因で骨が歪んでしまうとひとつひとつ積み木のように重なった椎骨と呼ばれる骨が少しずつズレます。そのズレた骨によって神経が圧迫され「痛み」や「筋肉」の張りがみられます。

「痛み止めのお薬」は決してこの骨のズレをきれいに整えているわけではありません。痛みを抑えてくれはしますが根本的な骨の歪みを「なおし」ているわけではありません。

ですから痛みを感じなくしてしまうと人は身体を壊した環境に平気でもどって仕事を続けてしまいます。

「身体を壊し続けている」と思わずに「治った」と勘違いしたまま身体を酷使し続けます。

知らず知らずのうちにずっと壊し続けている、それが本当は一番こわいことなんです。

「壊し続けることをやめる」

痛いのは誰でもいやなことですよね?

風邪をひくことも「咳や喉の痛みがつらいのに我慢しろっていうの?」と思いますよね?

でも風邪をひいたというのなら身体の免疫力は低下して回復力も下がっています。身体が「身体をしっかり休ませなさい」と信号を送っているのでちゃんとお熱を出させて仕事を休んでベッドで眠ることが大事です。

免疫力や回復力が低下しているのにお薬でなんとかごまかしてのりきってしまうのは「身体を壊し続けている」ことと、かわりありません。

きちんと危険信号をキャッチすることが大事。

免疫力や回復力に問題があるのは自律神経が乱れているから。

きちんと歪みなおしをして「痛み」「つらさ」に対する根本的なアプローチをする必要があります。

しっかりと眠ること、しっかりと栄養を摂ること、しっかりとリハビリをすること。

気が付きましたか?

なぜカイロプラクティックが4つのアプローチで身体を良くしていきましょうね、とご説明しているのか?

カイロプラクティックは

歪みを整える<施術>+<栄養>+<体操>+<睡眠>

病院は

入院すると<手術>+<病院食>+<リハビリ>+<睡眠>

しっかりと「身体なおし」していくには施術だけに頼らないできちんと4つのアプローチを頑張りましょう。

カイロプラクティックで自分なおし始めませんか?

 骨の歪みを整えて笑顔と健康を

「カイロプラクティックわかな」

横浜市金沢区西柴2-10-5

TEL080-5656-1484

2016年12月1日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : chiro- wakana