腱鞘炎(けんしょうえん)は頸椎から

%e6%89%8b「腱鞘炎の手術して切りました。でも痛みは残り手はここまでしか開かない・・・」

こんにちは横浜市金沢区西柴にある「カイロプラクティックわかな」院長の池田わかなです。今日は夜遅くまで小田原支部勉強会でした。

カイロプラクターは日々、勉強しています。もしかしたらお医者様より勉強会が多いかもしれないと感じるほどです。今日は勉強会で腱鞘炎で痛みがひどい方におすすめのケアの方法を学びました。

「腱鞘炎は治らないと言われて手術した」

両手の腱鞘炎で痛みがある方でした。手のひらをしっかり開くことができない上に痛みもあって力が入りません。

「お医者さんに腱鞘炎は治らないと言われて手術をして切ってしまったんです。でもここまでしか手が開かないし痛みもあります」と、右手の親指の付け根を指しながらおっしゃっていました。

「えー!切っちゃったんですか?」

これには一同びっくりしました。

「外科のお医者さんはすぐに治らないって切っちゃうから・・・」当の本人がそう言って苦笑いしていました。

手のひらは開ききることができません。左手にも腱鞘炎の診断があるようですが手術はしていないので痛みがあっても開ききることができます。

「腱鞘炎は頸椎の5番6番がつまっているから」

おもむろに先生がそう言い出してケアに仕方を教えてくれました。

施術はもちろんのこと頸椎の5番6番の間を開くことが大事だそうです。

ご自身でケアする場合はコンドロメートGと体操セットでケアをしていきます。

  1. 関節の炎症やかたまりがあるのでコンドロメートGを飲んでいただいて関節のケアをする
  2. 運動枕を使って頸椎の間をひろげる体操をしてもらう
  3. ボディコントロールバンドの黄色を手の関節に巻いて関節を動かす

これらの体操セットの使い方は必ずカイロプラクターの指導が必要となります。

関節ケアには、ただ体操をするだけでは意味がありません。軟骨形成をお手伝いしてもらえる栄養が大事です。栄養不足の状態で関節の体操だけを一生懸命しても痛みが強くなってしまいます。

腱鞘炎って親指の付け根が痛いのにどうして首の骨なの?と感じるでしょうが親指と人差し指につながる神経は頸椎の5番と6番の間を通っています。最近ではお医者様もレントゲンで「5番と6番の間がつまっているね・・・」と教えてくれるそうですが、カイロプラクターの先生は腱鞘炎から5番と6番がつまってるなと判断できます。頸椎の検査やチェックなどでも腱鞘炎になったことない?と聞かれることもしばしばあります。

腱鞘炎は事務職の方に多いのはうつむいて仕事をする時間が長いため。頸椎のトラブルにつながりやすいお仕事なんです。

「ご自身でケアするには」

コンドロメートGで関節に栄養をしっかり届けてもらったら運動枕でしっかりと頸椎トラブルの体操をしていただきます。

運動枕でしっかり頸椎のひとつひとつの間をひろげてあげてから手の関節のケアをする必要があります。神経がしっかりと流れるようにしてから手の関節にボディコントロールバンドを巻いてケアをしないと意味がありませんよ。

ボディコントロールバンドは身体に安全であるために靭帯や筋肉の代わりとなって関節を動かす手伝いをしてくれます。市販のゴムでは危険ですから使用しないでくださいね。

手の関節にボディコントロールバンドを巻いて3分間指導された運動をすることによって痛みや可動域がかわります。はじめはとても痛くて「いやだな・・・」と思うそうですがゆっくりじっくりと時間をかけて関節を動かします。

3分たったらボディコントロールバンドは一気にはずしてください。一気にはずすことで血液が急にたくさん流れ出すので関節の炎症やかたまりでたまっていたものがどんどん流れだし痛みも和らいで軽く動かしやすくなります。

コンドロメートGで栄養を関節にしっかりいれてあげる、運動枕で頸椎の5番6番をひろげてあげて神経圧迫をとる、ボディコントロールバンドを手の関節にまいてしっかり指導された動かし方で関節をケアしてあげる。毎日数回してあげることでケアしていくことができます。

「実際に動かしてみると」

始めは痛くて動かしたくないと言うシブい顔をしていたのに先生が「ゆっくりゆっくり痛いけどね反対の手で手伝ってあげてね、どんどん動くようになるから・・・」と声をかけながら動かしていくと曲がらなかった関節がゆっくりゆっくり可動域をひろげていきました。「痛いからやだー・・・」と言いながらみんなに囲まれてゆっくり動かしていました。

「はい!はずして!」の声で一気にはずすと「痛くないでしょ?」と一言。腱鞘炎の痛みは軽くなり「痛くない!軽く動くようになった!」と驚いていました。

「しばらくはコンドロGしっかり飲んで一日に何度もやるといいよ」と言われてました。

 

小田原支部の勉強会は時々脱線しながら現場で使えるテクニックも学んでいます。先生達にはもともと施術に通っていた方達が多いので新しい先生が誕生するとこんな勉強会になったりもするんですよ。

「壊したのは自分」

この身体にしたのは誰?

そう言われたらなんと答えますか?

自分自身です。

お医者様に治らないから切りましょうと言われると手術に応じるの何故?

言ったのがお医者様だから。

でも身体には「自然治癒力」と言う力があります。

ちょっと手伝ってあげれば。

自然治癒力が上手く働けるような環境を作ってあげれば。

身体はかわっていきます。

自分で壊してしまった身体です。あなたの仕事や生活に原因があったとしても壊してしまったのは自分自身です。

壊してしまったのなら自分自身で責任もって手間暇かけて良い状態に戻してあげてください。

カイロプラクティックは、その自分自身で責任をもって「自分なおし」をすることです。そしてカイロプラクターの仕事はそのお手伝いをすることです。

 

1日セミナーや初級事業セミナーの申請お申込みも承っております。日程や会場は直接お問い合わせください。

 

骨の歪みを整えて笑顔と健康を

「カイロプラクティックわかな」

横浜市金沢区西柴2-10-5

TEL 080-5656-1484

身体の歪みと眠りの専門 トータルヘルスケア アドバイザーとし専門的なアドバイスで適切な商品のご提供もいたしております。

「日本成人病予防協会」推奨品の取り扱いもしています。

 

 

 

 

2016年12月23日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : chiro- wakana