骨の歪みは神経伝達に影響する

DSC_2383自分でも歪みを認識している方です。「肩が下がっているんですよね」とおっしゃっていました。明らかに右の肩が下がっているのがおわかりですか?

DSC_2391そしてうつぶせになると同じ右の足が少し短くなっています。

なぜ右の足が短いと右の肩が下がってしまうのかと言うと骨盤がズレているために腰の骨や背骨、首の骨である頸椎は自然にバランスをとろうとする為です。もし右にズレたままでバランスをとらなければ人の身体はそちらの方向に倒れてしまいます。倒れることを防ぐために右に左にとズレることで調整をします。本人はまっすぐ立っているつもりなのですが骨のバランスは崩れいますよね?そのズレが痛みの原因であり自律神経がうまく流れない原因です。これだけのズレがあれば将来的にはもっとズレがひどくなり痛みや倦怠感などにつながってしまいます。

たとえば姿勢チェックではこの姿勢などをみて今どのような姿勢であるかを詳しく説明いたします。そして本来の正しい姿勢を体験してもらいます。猫背やストレートネックの方であればカイロプラクターは「あなたの正しい本来の姿勢はこれですよ」とぐっと頭部が後ろに下がるようにあごやおでこを押すようなかたちで正しい位置にそろえます。これが皆さんつらく感じるんですよ。骨が歪んでいると歪んだ姿勢がとても楽な姿勢だと感じているので正しい姿勢にするとしんどく感じてしまうんです。正しい姿勢が楽に感じるには歪んでいる骨を整えなければなりません。

正しい姿勢は自律神経が上手に流れる姿勢です。神経圧迫のない姿勢であれば脳の指令はきちんと届きますが神経圧迫があれば脳からの指令は遮断されてしまいます。遮断されるとまではいかなくても先端までは届かなくなります。神経伝達が上手に行われなければ機能することが充分にできません。

姿勢が悪いということは神経伝達に影響がありますので施術とともに日ごろからの姿勢を整えるためにはどうしたら良いのかご指導させていただいております。

今の姿勢が気になるならご相談くださいね。

2016年4月21日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : chiro- wakana